おばま動物病院

Health予防・健康診断

Medical Treatment Flow病気の予防について

わんちゃんの予防について

  1. フィラリア症予防

    フィラリア症とは

    蚊に刺されることによって感染する病気です。
    フィラリアとは犬糸状虫と呼ばれる寄生虫のことで、心臓や肺の血管に寄生します。
    元気消失、咳、腹部のふくらみ、呼吸困難などの症状を呈し、放置すると死に至ることもある恐ろしい病気です。

    予防法

    予防薬があります。
    予防期間は蚊を見かけてから一か月後から始め、蚊を見かけなくなってから一か月後までとなっています。
    蚊に刺されて犬の体内に入ったフィラリアの幼虫をまとめて駆除することができます。
    投薬開始の際には原則的に毎年一回血液検査を行います。
    検査でフィラリア症に感染していないことを確認の上投薬を行います。
    予防期間内でお薬の飲み忘れがあったり、年内最後の投薬が不十分だと感染の危険性がありますので、獣医師までご相談下さい。

  2. 伝染病の予防

    ワクチン=予防接種によって犬同士で感染する伝染病の予防を行うことができます。また狂犬病は人にも感染する病気ですのでしっかりと予防接種を行いましょう。

  3. ノミ、ダニなど外部寄生虫の予防

    ノミ、ダニ駆除薬のスポットタイプ(液体の滴下するお薬)が処方できます。
    皮膚のトラブルだけでなく、ノミ、ダニが別の病気を媒介することがあります。
    特に犬のバベシア症は、ダニに吸血されることによって感染し、重篤な症状を呈し、命をおとすこともある病気ですので細心の注意が必要です。

ねこちゃんの予防について

  1. 伝染病の予防

    猫同士で感染するウイルス性の伝染病の予防を行うことができます。

  2. ノミ、ダニなど外部寄生虫の予防

    犬同様にスポットタイプ(液体の滴下するお薬)が処方できます。
    ノミは皮膚病の原因になるだけでなく、瓜実条虫などおなかの中の寄生虫を媒介することがありますので、しっかりと予防を行いましょう。

FAQ list健康チェックQ&A

子犬を飼い始めたのですが、いつから予防接種ができますか?
生後50日頃から接種可能です。子犬の場合は免疫の関係で追加接種が必要ですのでご相談下さい。
今日おうちにきたばかりの子犬です。すぐに予防接種を受けたいのですが。
子犬は環境の変化に敏感で、元気なようでも、とてもデリケートです。
おうちに子犬をむかえられたらまず体調や様子をよく観察してあげて下さい。
予防接種時期についてはご相談下さい。
避妊手術、去勢手術を受けたいのですが...。
手術は予約制になっております。
また手術の際にはあらかじめ予防接種をお済ませ下さい。詳しくはご相談下さい。
フィラリアのお薬だけもらいたいのですが...。
感染に気付かず予防薬を飲むと体調が悪くなることがあるのでフィラリア予防薬は、年に一回の血液検査で感染していないことを確認してから行っていただいております。
フィラリアの血液検査は随時行っております。
虫下しのお薬だけもらいたいのですが。
おなかの虫の種類も色々とあります。
糞便検査を行い、検査で確認された寄生虫に適した駆虫薬を処方します。
体重も測定しますのでワンちゃんとご来院下さい。

健康診断

より良い獣医療をスムーズに行うために以下についてご協力ください。

  1. 診察には必ず過去の経過や普段の様子、症状のわかる方がお連れ下さい。
  2. 診察時間、面会時間をお守りください。
  3. ノミ、ダニ寄生や伝染病の疑いのある方は、まず飼い主様のみ院内受付にいらして下さい。指示があるまでは動物の入室はお控え下さい。院内感染防止の為ご協力お願い致します。
  4. 緊急処置等が必要な場合や診察内容によって、順番が前後することがあります。あらかじめ、ご了承ください。
  5. スムーズな診察を心がけておりますが、診察内容によっては、検査、説明に時間がかかることがありますのでお時間に余裕をもってご来院ください。
  6. 安全のため、首輪+リードの装着をしていただくか、キャリーバック、洗濯ネット等で事故防止にご協力下さい。

ご家族へのメッセージ

子犬、子猫をおうちに迎えられた方へ

新しい家族として、子犬、子猫を迎えられ、ご家庭にも慣れてきたらワクチン接種や各種予防に加えて、健康診断を受けられることをお勧めします。
おなかの中の寄生虫の有無を調べたり、耳の中が汚れていないかなどを検査します。
はじめて動物を飼われる方は、健康状態や飼育の仕方など、色々とご心配や不安もおありかと思います。
疑問があれば遠慮なくご相談下さい。

ペットが中高齢~老齢期になられた方へ

人においては、予防医学が進み早期発見、早期治療の時代になりました。
しかしながらペットにおいては、症状に気付いてから動物病院に来院される方がまだまだ多く、病気の発見が遅れがちです。
またペット達はお話ができないため、痛みや症状が出ていても飼い主さんにそのことを伝えることは困難です。
一見元気であっても静かに病気が進行している場合もあります。
病気の早期発見、早期治療のため、中高齢を迎えられましたら、健康診断をおすすめします。
血液および尿検査、超音波検査等で現在の健康状態を確認いたします。
幸いに異常が見つからなかった場合も、今後の大事な基礎データになります。
詳しくはお問い合わせ下さい。

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